December 29, 2004

2004年ももう終わりです

いろんなことがあったけど、楽しかった、気がします。
これもメイプルでお世話になった方々のおかげだと思います。

1月に進路変更したボクは、その後、数ヶ月間はダラダラとすごしました。
内定しちゃった人もパラパラと出てくる中、それでも何をするわけでもなく。
勉強は、もちろんやってました。
頼まれごとや、グループでの制作もやってました。
・・・つまり、まだゲーム系の勉強をしてたんですね。
別に諦めていないとか、そういうことじゃなくて、それしかやる気になれなくて。

そんななか、グループ制作でプログラミングを依頼されて、引き受けたわけなんですけど、
そのチームはどうにも企画書・設計書を書きあげようとしない。
やる気がない、とは言わないけど、設計書の重要さをわかってないのかな。
いつまで経っても書こうとはしなかった。
それぞれがバラバラに絵を描いたり、曲を作ったり、プログラムをしたり。
でも、そんなのは限界があって、それぞれの頭の中にあるイメージは曖昧で、
こっちとしては、すべてをまとめる仕事なのに、それぞれの状況、そして目標がわからないので、進めるに進めない。
基盤は作ってしまっていたので、後は肉付けしていくだけなのに。


そんな中、友人があるゲームをやりたがっていた。
それは、「Tales Weaver」。
メイプルと同じNexonが管理しているゲームだった。
その頃はβ版で無料だったから、やってみたかったらしい。
一緒になんとなく見ていたボクが興味を持ったのは、「Tales Weaver」ではなく、「Maple Story」だった。
その頃、ゲームで遊ぶことから離れていたボクはあまり詳しくは無かったけど、
横スクロールアクションRPGというジャンルを珍しく思った。

学校で暇だったため、その人と一緒になんとなくでプレイしてみることにした。
彼はテイルズウィーバー、ボクはメイプル。
システムを見ようということで、それぞれやってみることに。
だけど、その頃の学校はFWの設定が厳しくて、どちらもプレイすることができなかった。

彼の家にはノートPCしかないから、ボクのところで面白いかどうか試してきてほしいと頼まれた。
そこそこ興味があったボクは当然引き受ける。
最初はホントに、お願いされたこともあったから、システム確認も兼ねて、少しだけプレイする気でいた。

テイルズウィーバーはありがちなMMORPG。
ROを少しだけやったことがあるけど、まぁ似たようなものだった。
もちろん、細かいシステムは違うだろうけど、だからと言って、特筆点があるとは思えなかった。
ほんの少ししかやってないボクがいえることじゃないけどね。

次にメイプルストーリーをプレイ。
普段、プログラムで動きの無いことが多い自分にとって、アクション系は結構好みだった。
ということで、ある程度の好感は持った。
そこそこプレイしてみて、まぁちょっと続けてもいいかな、とか思ったり。

次の日、バイトから帰ったボクは、学校が昼からだったのもあって、すぐにインしてみた。
場所はペリオンの隣、初心者がそこそこ集まっていて。
別にここがよかったとかじゃなくて、フラフラしてたらここに来てしまった、というところ。
戦士町だということもあり、転職してそのまま居ついてしまった。
朝だというのに結構人がいて、ちょっと可笑しかったり、
同じ初心者らしい人がいて苦戦しているのを見て、ちょっとだけ補助してみたり。
そうしていると、この辺にずっといる人の名前はちょっと覚えてしまって、
「あ、あの人まだがんばってるんだなぁ」、とか、「ありゃりゃまた死んでる」とか思ったり。

それでも時間が経つと、少しずつメンバーは変わっていく。
そんな中、ずっと変わらずいる人がいて。
それがゆきちゃんだった。
この子も初心者かなぁ、とか思いつつ、
ほかの人と同じように、囲まれているようだったら助けに行ったり、
2匹同時に相手をしていて辛そうだったら、しゃがんで攻撃で、つついてけん制してみたり。
そうすると、何を思ったか彼女もしゃがんで攻撃をしだす。
いや、あなたもそうしたら、いつまで経っても敵死なないですよ?
そう思いつつ、なんか楽しかったから、そのまま続ける。
そんなことをしていると、後ろから来た誰かにあっさり倒されたりしたかな。

ある時、彼女と同時に休憩することになって、そこで初めて会話をした。
長い時間よくわからない狩りを一緒に続けていたくせに、そのときが初めてで。
そして、ボクから友達になろう、といった。
自分でも意外な感じですな。
そういう人じゃないですから。
おそらく、ネットゲーが初めてだったし、舞い上がってたのかもしれないです。

それからはずっと一緒だった。
しばらくはお互い、友達は1人しかいなかったから、狩りを一緒にしたり、よくわからない行動で遊んでみたり。
その頃は、情報系のサイトも見ていなかったから、すべてが新鮮で、お互いが見つけたものを報告しあったりした。
今にして思えば、子供の頃に戻ったような気がして。
海岸に行って、変なものを拾ってきたり、テトラポットの奥深くに入って、秘密基地とかいって遊んだり。
意味のない、ただ楽しいからと理由で、動き回っていた。


そして、ゆきちゃんはギルドに入り、紹介で裏口入隊的にボクも入ることになった。
それとほぼ同時期に、彼女のログイン率は減っていって。
自然と、ボクはギルドの人たちと一緒にいる時間が増えていった。


んあー、ムダに多く書いてしまった。
次に続きます。

[ サークル日記] Posted by AHO at December 29, 2004 06:13 PM
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