もうすぐ実家に帰ります。
思えば、何ヶ月ぶりなんだろうかね。
祝・祭日関係なくバイトは入ってるし、
課題があったり、個人的な作業があったりして、なかなか時間が取れなかったのよね。
あ、そうそう、ギルドがバタバタしてたときも、なんか帰りづらかったかも。
ホントは、帰ろうと思えば帰れた。
1泊2日でバタバタするけど、無理ではなかったはず。
だけど、帰らなかったのは、やっぱり・・・なんか帰りづらいのかな。
帰らないといけないっていう思いだけはあって、だけど、それが逆に重荷になってる。
親は別に嫌いじゃない。
ただなんか・・・すっごく壁を感じて、距離を感じて。
帰りづらい。
お金がないってのもあるんだけどね。
往復3千円くらいにはなるし。
まぁそんな話はいいでしょ。
それにしても、ホントにいろんなことがあった1年だった気がする。
大きかったのは・・・やっぱりゲーム系を諦めることを決意したことだろうか。
今年の初め、成人式に出ました。
まぁ見慣れた顔なのに、なんか違和感があって、不思議。
変わってないようで、変わっていて、でも変わっていなくて・・・。
その日、同窓会なるものがありました。
次の日はバイトがあるから、どうしようかと思ったけど、せっかくなので休ませてもらい、出席することに。
成人式が終わり、とりあえず実家に帰宅。
時間までゆっくりしていて、さぁそろそろ、というところで・・・。
父親は吐血いたしました。
この頃、すでに何度も入院と退院を繰り返していたので、そこまで驚くことでもなかったりします。
・・・本人的には、ね。
ボクは、やっぱり気にならないはずないですよね。
とりあえず本人はその後、そんなに調子が悪くなっている様子もない様子でした。
だから、救急車は呼ばず、母親の運転で病院へ行くことに。
同窓会を控えたボクも一緒に乗っていくことに。
どうしようか迷ったけど、行ってくるように言われたし、病院でずっと付いていることもできないので、
病院から歩いて会場に向かうことにしました。
・・・迷惑かけるわけにはいかないからね。
同窓会では懐かしいメンバーたちがそこそこいて、
最初は、微妙かなぁ、とか思ってたけど、思った以上に楽しめて。
でも、ふとした瞬間に父親のことを思い出したりして。
そこそこ遅くなって、迎えに来てもらうのも悪いので、友人宅に泊めてもらう。
そして次の日。
当然、ボクは次の日に学校があるし、バイトもある。
戻らないといけない。
戻る前に、病院へ寄ってみることにした。
ベットにいる父親は弱々しくて。
いや、前日、よりも、もっと前から衰えていた。
でも、こうやって見ていると再確認できて。
すべての動作はゆっくりと、確かめるように。
吐血なので、調べるため、今日はまだご飯を食べさせてもらってない、とか。
いつものことなので、慣れているようだった。
正直・・・見るのもいやだった。
その日、車の中で、母親から言われた。
父さんもそんなに長くはないとおもう、と。
もちろん、そんなことは言われなくてもわかっていた。
こうやって何度も、入院・手術・退院を繰り返していれば、衰えるのは当然だろう。
だけど、こうやって言われるのは初めてだった、と思う。
今すぐにどうなる、ということもないと思う。
だんだんと、というのは、理解できる。
見ていれば、わかるよ。
だから、ボクは一刻も早く収入を得られるようにならないといけないと思った。
少しでも早く、補助できるように。
今でも、自分は自分で、ある程度生活している。
生活費類はできる限り自分で払ってる。
だけど、限界はある。
家賃も払えてないし、ね。
そうするとね。
これからの自分の選択は限られてくる。
ゲームプログラマなんて不安定な仕事は、自分みたいな中途半端なヤツじゃ、最初から食べていけるはずがない。
それから・・・なるべくこの近くから離れたくなかった。
確かにめったに帰らないけど、帰ろうと思えば帰れる位置にいたかった。
そしてボクは・・・すべてを賭けてきたモノを捨てることにした。
でもそれは、親のせいだとか、そういうのは思ってないし、思っちゃいけないと思う。
別に親は強制は一切してないし、ここを離れても、補助さえできれば問題はない。
できれば、だけど、できないと決まったわけじゃないし。
それでも、それをしなかったのは自分の意思であり、自分の弱さが出たんだと思う。
たくさんの不安がそうさせたんだと思う。
結局、この決断はボク自身が決めたことなんだ。
あれから1年なんだね。
すごく不思議。
時間の感覚がわからない。
長いとか、短いとか、そういうものも感じない。
それからも、いっぱいいろんなことがあったなぁ。
大きかったのはやっぱりメイプルのことかな?
この学校に入って、これだけ遊んだのは、初めてだと思うよ。
それまではずっとずっと勉強だったから。
・・・この先は次に書こうかな。
長くなったし、もうすぐ実家に帰るから、今年の締めとして書きましょ。