本日は、予定通り、手持ちのゲーム類をほぼすべて売ってきました。
パッケージ破損で売れなかったのもあるけど、実は中古で買ったものなので仕方ないかな。
1万3千円くらいかな?
思ったよりお金になりました。
そのあと、まわるお寿司をご馳走になったり、もう頭があがりませんな。
まわるお寿司を食べて、ホントに食が細くなったんだなぁ、と再確認。
だって、朝からずっと何も食べてなかったのに、海くんとか隣の知らない人よりも食べてないし。
隣の人なんて、昼に食べすぎたからー、とかいってるのに、ボクよりも4,5皿は多かった気がします。
さて、今回はそういうお話じゃなくて、お酒の話。
海くんは比較的お酒が好きなようでして、時々、進められることがあります。
決まって答えるのは、「飲めなくはないけど、好んで飲まない」、です
実際、飲むべきかなって席では飲むけど、そうでないときは、絶対飲みません。
別にお酒に弱いってわけでもないと思います。
すっごい飲んだ事はないですけど。
で、こういう答えをすると、慣れればおいしく感じるから、と勧められます。
だけどね、これ。
ボクの場合、絶対的にありえません。
これは断言できます。
これは心理的問題、大げさに言うと、トラウマみたいなものでしょうか。
以前に書いた事があるか不明ですが、ボクの父親は今、入院中です。
入院と退院を繰り返していますが、今はおそらく、入院しているはずです。
父をここまでしたのは、他でもない、お酒です。
ボクの実家は海の近くだという事もあり、漁業系の仕事についてました。
漁師ではなく、魚を加工する仕事です。
ボクは一人っ子であるせいか、基本的には大事にされてきたと思います。
ただ、そんな父もお酒を飲むと恐ろしいほど豹変します。
記憶が定かではないですけど、離婚の話も出ていたと思います。
漁師さんってのは、基本的にお酒が好きな人が多いらしく、父はお酒を飲んで帰ることが多かったです。
父は、そのたびに、普段からは考えられないくらい荒れていました。
物が壊れるのは当たり前。
殴って壁に穴があけたり、洗濯機を蹴って変な音がするようになったり。
物覚えが悪いボクですから、すべてを覚えているわけではないですが、やはり印象的なことは焼き付いているのでしょう。
暴れだした父から逃げるため、裸足で家から飛び出し、知り合いの家からタクシーを呼び、母方の実家にいったこともありました。
母がのネックレスを引っ張り、首を絞めていた事もあった気がします。
そのせいか、ボクは今でも、軽くでも首が絞まるものを身に着けると、とたんに息苦しさを感じますね。
お酒を飲んだ帰り、自転車で帰宅中に、川に落ちて救急車で運ばれた事もありました。
父は、お酒を飲んだときの記憶はまったくありません。
醒めたあとは、本当に申し訳なさそうに謝ってきます。
だからこそ、離婚することなく、続けてこられたのかもしれません。
基本的には、仲のいい親だと思いますから。
でも、少しでも記憶が残っていれば、止める事ができたかもしれませんね。
そんな父が突然、吐血しました。
その後、緊急入院、手術。
そしてそれからは、入院と退院を繰り返してきました。
父には、定期検査として半年に一度は絶対に病院に行き、入院をするように言われます。
これは検査の結果がどうとかではなく、決まっている事です。
もちろん、薬をもらいに定期的に通ってはいますけどね。
父は、今ではもう、お酒を飲む事はありません。
医者に止められているのはもちろん、自分でももう飲みたくない、といっています。
少量のお神酒でも、躊躇しているようでした。
そうですよね、アレだけつらい思いをしてるんですから、これ以上は・・・と思っているんでしょう。
でも、もしかしたら、最初の吐血の時点で、もうだめだったのかもしれませんね。
父にはもちろん、ボクにも心配させまいと、話してくれなかったのかもしれません。
もう、ボクのお酒を飲まない理由はわかっていただけたでしょうか。
お酒が悪いものだとは思っていません。
だけど、父のあの豹変ぶりを見て育っていると、
自分もこんな風になってしまうのではないか、
皆に迷惑をかけるのではないか、
という感覚にとらわれ、お酒を飲んでいる間、ずっと気を張っていなければならないのです。
この日海くんに、「お酒を飲んでも、気持ちは楽にならない。むしろ張っていなければ・・・」といったのはそのこと。
そして、お酒を飲みすぎた人の一つの末路を見続けているボクには、どうやっても飲む気にはなりません。
だから、基本的に、ボクにお酒を飲むのを勧めるのはやめてね。
あ、でも、お酒を飲む席ってのは好きです。
一緒にいるだけで、そういう雰囲気に酔うって言うか、楽しくなります。
だから、そういうのに誘うのは別にかまわないです。
てことで、また今度、皆で集まって何かできるといいな、と思っております。